40代終活の専門家
飯塚浩司
- Koji Iizuka-
45才で早期退職した上場企業の
元トップセールス
2021年のコロナ禍の全盛期に会社の早期退職の募集と母の急逝が重なり、45才という人生の折り返し地点において自らのキャリアとライフプランを考え直すことができたおかげで、独立起業という新たな道に進んでいます。
人生100年時代、マルチステージの人生設計が求められる中、40代あたりでキャリアとライフプランの棚卸しを行うことの大切さを、終わりを思い浮かべることから始まる『終活』を通じて発信していきます。
終活って、年寄りの「死支度」だと思っていませんか?
終活には2つの大きな目的があります
終活の目的
- 残された家族に迷惑をかけないように判断や伝達ができなくなった後に備えること
- 人生の最期を意識しながら、これからの人生を自分らしく生きる準備をすること
終活と聞くと多くの方は、定年後のシニアが子供に迷惑をかけないように、資産や身の回りのものを整理したり、介護や相続などの準備(上記の1の方)を思い浮かべられます。
もしもの時の意思表示も大切ですが、私が皆さんにお伝えしたいのは上記2の
人生の最期を意識しながら、これからの人生を
自分らしく生きる準備をすること
のほうです。
「WIN WIN」で有名になった7つの習慣というビジネス書籍があります。会社員時代に何度も読んだ本で、もちろん定年後のシニアをターゲットにした終活の本ではありません。
その7つの習慣の中の2つ目の習慣が、
「終わりを思い描くことから始める」
なのです。
「あなたが亡くなった後、大切な人にあなたのことを
どう表現してもらいたいか?」
から始まるこの章は、人生が有限である事に気付き→人生における目標を明確にして→目標を個人の憲法として掲げ→その目標に向かって行動すれば、「人生の望む方向へ間違わず進むことが出来る』という内容が記されています。
この一連の考え方は、特に営業職のかたなどは仕事に対して日常的に使っている考え方かと思います。半期の目標があって、その目標を達成するために今月何をするかといった活動に落とし込んでいくといった具合に・・・。仕事では終わりから逆算していくことが出来ても自分の人生については大概の人にこの考えが働かない。
また7つの習慣の別の個所にはこんな文言もあります。
『仕事に追われ、【活動の罠】に人はいとも簡単にはまってしまう。成功への梯子をせっせと登っているつもりでも、一番上に到達したときに初めて、その梯子は間違った壁に掛けられていた事に気付く』
あなたはどうでしょう?人生の向かう方向が分かっていますか?梯子は正しい壁に掛かっていますか?もし間違った壁に掛かっていたとしたら、それに気付くのが定年後で間に合いますか?
人生の折り返しでキャリア
&ライフプランの棚卸し
私は、母親の急逝と勤務先の早期退職がたまたま重なったことで、半分強制的に
「終わりを思い浮かべる」
ことになりました。
結果、新卒から22年勤務した会社を【コロナ禍】真っ最中に退社しました。
母親の急逝を受けて、葬儀や相続の手続きなどで苦労したことがきっかけで、親の最期に備える「終活」の大切さを知りました。自分でもエンディングノートを書いてみたところ、次第に「終わりを思い浮かべながら」現在の考えや財産状況などを整理していく過程は人生の折り返し地点にいる40代にこそ大切なのではないかと思うようになりました。
もちろん親のこれからが気になってくる頃でもありますが、仕事や家族への責任が増している時期です。なのに、日常が自動運転化され 意外と自分自身の現状を把握する機会が少なかったりします。次の大きな人生の節目である定年になってから、これからの人生をと考え始めたのでは時間的にも体力的にも、手遅れになってしまっている事は無いでしょうか?
45才で人生の棚卸しを実施し、新たな目標に進む者として
ファイナンシャルプランナーとして
母を急に亡くし父の介護を考える終活の専門家として
皆さんのこれからのキャリア&ライフプランの見直しにつながるアイデアや、親世代も含めた終活に関するトピックなどを発信していきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
飯塚企画 | 飯塚浩司 |
略歴 | ・明治大学政経学部卒 ・宅建士 ・AFPファイナンシャルプランナー |
住所 | 埼玉県さいたま市大宮区寿能町1-81-18 |
info@iizuka-planning.com | |
備考 | 不定休 ご来訪時は事前にご連絡ください |