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ご覧いただきありがとうございます。休日に、この記事をはじめて書いた日から4年経っても勉強しない息子と

【マルちゃん緑のたぬき】と【日清どん兵衛てんぷらそば】

 「マルちゃん緑のたぬき」と「日清どん兵衛てんぷらそば」のパッケージ写真。食べ比べの対象となる商品。

食べ比べてみましたので、投稿させて頂きます。

市場シェア

 カップそばの双璧である『どん兵衛』と『緑のたぬき』ですが売り上げ構成比はこんな感じです。

 「どん兵衛」と「緑のたぬき」の市場シェアを示す円グラフと棒グラフ。緑のたぬきが高いシェアを占める。
 「どん兵衛」と「赤いきつね」の市場シェアを示す円グラフと棒グラフ。赤いきつねがうどんで高いシェアを占める。

うどんのシェアも参考につけましたが、

【マルちゃん】が、「うどん」・「そば」共に、

【どん兵衛】を上回っております。

そばに関して言うと「どん兵衛」の西日本でのシェアが特に低いです。

筆者は関東の生まれですが、関西に7年程住んでいたことがあります。関東は『そば文化』、関西は『うどん文化』という事を体感しておりますので、そのあたりが影響していそうに思います。

そばとうどんの対決を示すイラスト

また、マルちゃんは、「うどん2位」・「そば4位」と近い順位にいます。日清は「うどん7位」・「そば18位」となっています。

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また、どちらのブランドもうどんのほうが順位が上です。発売時期も両社ともうどんのほうが先なので、うどんのほうが市場性があるのでしょうね。

マルちゃん発売時期どん兵衛発売時期
赤いきつね1978年8月きつねうどん1976年8月
緑のたぬき1980年8月天ぷらそば1977年2月

・・・私はそば派です。

各社の歴史などは、ブランドサイトで確認できますので、ご興味があれば!

価格の違い

価格は『どん兵衛』の方が高く売られている所が多かったです。1番安かったのは『緑のたぬき』のディスカウント店の広告の品で、118(税抜き)で売られていました。

スーパーの特売では98円などで販売されることが今でもあるようですが、4年前に投稿した頃と比較するとコンビニの販売価格で189円→236円と25%価格が上昇していました(インフレ恐ろしや)。

商品特売店(例:ド○キ)ネットスーパーコンビニ
どん兵衛209円128円236円
緑のたぬき118円128円236円

・・・と、この記事を書き直していたのは2024年12月ですが、どん兵衛は値引き抑制の圧力を販売先に掛けていたとして、8月に公正取引委員会から警告を受けていたようです。最近、急にどん兵衛も118円くらいの価格で、緑のたぬきに合わせた特売が目立ち始めた気がします。

食べ比べ

さて本題。

中身の違い

・・・味を分ける原材料表示。両社、結構違います

・・・『緑のたぬき』天ぷら小さいと思ったら、かまぼこ入ってた。

「緑のたぬき」と「どん兵衛」の中身の違いを比較。
緑のたぬき
  • カロリー:483kcal
  • 麺にとろろ、卵白が入ってる
  • スープにそうだがつおぶしが入っている
  • かやくにかまぼこが入っている
「緑のたぬき」と「どん兵衛」の中身の違いを比較。
どん兵衛
  • カロリー:499kcal
  • 麺にしょうゆ、かつお節が入ってる
  • スープにオニオンが入っている
  • かやくの表記がシンプル(天ぷら)

『緑のたぬき』『どん兵衛』、それぞれにこだわりがありそうです!

見た目

『どん兵衛』は天ぷらが袋に入っていて、しかも大きい。スープの袋もフタもなんとなく豪華。『月見ポケット』という、卵を入れる為の麺のくぼみもあり、気が利いている感じ。

『緑のたぬき』は、いたってシンプル。

「緑のたぬき」と「どん兵衛」のカップ麺を並べた写真。中身の違いを比較。

できあがりは、

『緑のたぬき』カップ麺らしいちぢれ麺。『どん兵衛』の方が麺はストレート。

・・・昔、ストレート麺にリニューアルした時に中居君がCMやってたな。

完成した「緑のたぬき」と「どん兵衛」のカップそば。天ぷらの違いや麺の形状がはっきりとわかる写真。

スープは『緑のたぬき』の方が少し濃い?

完成した「緑のたぬき」と「どん兵衛」のカップそば。つゆの色の違いがはっきりとわかる写真。

食べてみた味の感想です。

緑のたぬきの中身。天ぷらとかまぼこが特徴的。
緑のたぬき
  • 麺がちじれてて、スープに絡む
  • スープ濃いめ・甘め・醤油を感じる
  • 天ぷら『粉っぽい』・『脂っこい』
 完成した「どん兵衛」のカップそば。天ぷらの違いや麺の形状がはっきりとわかる写真。
どん兵衛
  • 麺がストレートで、すすりやすい。
  • スープうすめ・しょっぱめ・かつお節を感じる
  • 天ぷら『さくさく』

『緑のたぬき』は庶民派。『どん兵衛』はお上品。といった印象。

麺はスープとの絡みの良さは『緑のたぬき』、食感は『どん兵衛』。

スープは、好みが分かれそうです。上記の表の他に『どん兵衛』は袋に書いてあるだけあって、唐辛子の香りを強く感じました。

天ぷらに関しては、個人的にはどちらもたいして・・・・。といった感想です。『どん兵衛』は【後乗せサクサク】を歌っていますが、カップの天そばの天ぷらは、汁でふやけてしなしなになった方がおいしいように思います。その点では『緑のたぬき』のほうが上かなあ。と思いました。

・・・そばの濃いつゆには、ごはんも合います。

おまけ

筆者はカップ麺ならラーメンだろうがうどんだろうがそばだろうが卵を入れる習性があります。

卵との相性でいくと全ジャンルを通してみ緑のたぬきが1番ではないかと思っています。

天たまそば(これにねぎとワカメを足すと最強です)。

緑のたぬきに卵を追加した天たまそば

・・・濃いそばのつゆは雑炊にも合います。

緑のたぬきの残ったつゆにご飯を投入した写真

・・・息子とシェアしたものの、天そば1.5杯と雑炊は、二日酔いのおじさんの休日ランチには少々胃に重いです。

まとめ

結論、『緑のたぬき』の勝利

緑のたぬきが喜んでいるイラスト

『緑のたぬき』の方が安いイメージがあるので、私は多分、『緑のたぬき』の方を食べ慣れてもいるのだとは思います。

ただ、改めて食べ比べをしてみて『安い』・『食べ慣れ』を差し引いても、『緑のたぬき』はおいしい!!と感じました。

味より値段で、『緑のたぬき』に入ってきた人達を『甘くて濃いスープが、ちじれ麺に絡む』おいしさが、がっちり心をつかんで離さない。

といった理由で、『緑のたぬき』はシェアでも上位にいるのではないか思いました。

東西比較もしてますが、『緑のたぬき』の方が、そば好きの関東人をより意識した感じですかね

・・・私的には、卵との相性の良さだけでも『緑のたぬき』です。

定番以外にもいろいろあるので、宜しければどうぞ。

以下の記事も随時更新していきます!

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 どうも、こぼすけです。ご覧いただきありがとうございます。大阪の嫁様の実家から、日清『どん兵衛』が、大量に送られてきましたので、東西比較をしてみました。(私は…

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