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40代向け終活の専門家、飯塚浩司です。ご覧いただきありがとうございます。
「早期退職の募集が始まった」「会社の業績が不安で、いずれ対象になるかも」そんな状況に直面したとき、あなたはどうしますか?
私は45才の時に早期退職の募集に手を挙げ、現在は個人事業主として活動しています。
会社に良いように使われながら、居酒屋で愚痴を言うことくらいしかできない社員でしたが、「人生の選択権を自分以外のものに取られている状態は危険だ!」と思うようになり、人生の選択肢を広げる準備をしていました。そのおかげで、冷静に決断することができたと思っています。
「決断する準備」ができていれば、焦らずによりよい選択ができます。
この記事では、私自身が早期退職の募集が始まる前から、準備しておいてよかった3つのポイントをお伝えします。
1. 人生の目標と本質的価値を考える
私は会社員時代、たくさんの本を読みましたが、その中でも「7つの習慣」は自分のライフ&キャリアプランを考えるために何度も読みました。
「7つの習慣」の第1〜第3の習慣「私的成功」のパートでは、限りある人生の中で、自分の大切な価値観に基づいた目標に、主体的に取り組んでいくべきだと書かれています。この視点で考えたとき、会社で愚痴を言いながら過ごす人生と自分で未来を切り開いていく人生のどちらを自分は選びたいのか?また、そのために必要なことは何なのかを考えました。
その結果、定年した後になってから後悔などすることが無いよう、自分の人生の選択権を自分が持っていられるようライフプランを人生という長い時間軸で考えることができるようになりました。
長いこと会社員をしていると、目の前の仕事にとらわれ、視野が狭くなりがちです。大局的に人生を俯瞰してみることも大切だと思います。
2.「投資」でスキルと経済的な安心を確保する。
私がまず取り組んだのは、「投資」です。株式や不動産などへの投資だけでなく、自分自身への投資についても意識していました。
資産運用をするには、自分自身が知識を持っていなければなりません。また、会社以外の人脈を作ることは知識を深めるだけでなく、自分の中で当たり前と思っていた事などの価値判断基準を変えることにも役立ちました。
投資内容
- 自己投資
- 読書でライフプランや投資などの専門知識を深めた
- 副業セミナーに参加し、個人で稼ぐ感覚を学んだ
- 資産運用(株式・不動産)
- 株式投資や不動産投資を少額から始め、退職後のキャッシュポイントを作った
- 投資セミナーやオフ会に参加し社会を見る視野を広げた
会社に依存しない生き方をするためには、「スキルの選択肢」と「経済的な選択肢」の両方が必要だと思います。
「会社に頼らなくても生きていける状態を作る」ことで、退職後の選択肢は増えるはずです。
3. 次のキャリアプランをシミュレーションする
「退職金が割り増しでもらえるからしばらくゆっくりしよう」と思っていても、予想以上に早く底をつくケースは少なくありません。また、退職を機に起業してみたいと考えた際も、収益見込みが甘く支出が大幅に上回ってしまうケースや、不釣り合いな設備投資をしてしまい回収見込みが立たないケースなども耳にします。
せっかく早期退職を決断しても、生活が破綻してしまっては元も子もありません。「辞めた後にどうするか?」をしっかり計画しておくことが大切です。そこで、キャリアプランとライフプランのシミュレーションが必要になります。
私の場合は起業を考えていましたが、会社員として再就職する場合と起業する場合とでは社会保険料なども変わりますので、退職金・貯蓄・今後の収入をベースにライフプランシミュレーションを行い、「必要となりそうなお金」と「使えるお金」を試算しプランを立てるようにしました。
このシミュレーションのおかげで、起業当初の会社員時代の収入が見込めない時期を過度に不安にならず過ごすことができました。
シュミレーションした事
- 毎月いくら稼げば生活が維持できるか?
- 今後必要になる支出はどの程度か?
- 今の貯蓄でいつまで持つか?
- どの状態になったら会社員に戻るか?
Web上には無料で使えるシミュレーターもあるので、事前に試してみるのもおすすめです。>>参考:日本FP協会ライフプラン診断>>
チャンスの神様は後ろ髪がハゲ!決断のタイミングを逃さないためにはエンディングノート
「人生の選択権を自分の手元に置いておくために」情報整理のツールとしておすすめなのが「エンディングノート」です。
それは、ちょうど早期退職の募集と同じ年に母が急逝したことを受け、家族の備えとして書いてみた「エンディングノート」でしたが、私が早期退職を決断するまでのプロセスそのものだったからです。
エンディングノートは、死を意識することで人生の最終目標を具体的にイメージする手助けをします。さらに、現在の財産や想いを整理することで、お金と気持ちの正確な現状把握ができます。さらに、突然もしものことがあった際に、残される大切な家族のための備えまでできる優れものです。
エンディングノートのメリット
- 死を意識する事で人生の最終目標が明確になる
- 資産や気持ちなどの現状を把握できる
- もしものことがあった際の備えになる
早期退職は、「選択肢が広がるチャンス」ともいえると思います。ですが、準備ができていないと、いざという時に決断ができません。
古代ギリシャ・ローマの神話に由来した「チャンスの神様は後ろ髪がハゲ!」ということわざがあります。準備をして、いざチャンスが来た時にはベストな決断をしたいものです。
未来の自分のために、エンディングノートを活用してみてはいかがでしょうか?
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