投資で広がる未来の選択肢:40代からの人生設計
※本ページはアフィリエイト広告を利用しています
『40代向け終活』の専門家。飯塚浩司です。ご覧頂きありがとうございます。
現状の仕事に満足できず、早期退職や転職を考え始めた40代の方へ。新しいことに挑戦したいという気持ちがありつつも、退職後の生活に対する漠然とした不安から、現状に踏みとどまっている方も多いのではないでしょうか?
もちろん早期退職や転職は大きな決断ですので、一概にどちらをおすすめするという事はありませんが、私自身は45歳の時に大手上場企業を早期退職し、現在個人事業主として第2のキャリアを歩んでいます。
意外に思われるかもしれませんが、私がその決断を下せた背景には、『投資』について学んだ考え方と知識が大きく影響しています。
投資の知識は、もちろん経済的な「安定の土台」としても役立ちますが、自分自身の人生のオーナー、いわば「株式会社自分」の社長としてライフプランやキャリアプランを考える上で非常に役に立ちます。
今回は、焦らずに個人事業主として活動を続けられる要因になった、投資の知識を深めるために役だった本を5冊ご紹介します。
早期退職・転職の準備に役立つ投資知識:おすすめ本5選
1. 敗者のゲーム
経済全体の成長に注目し、長期的に投資することの重要性を説いた一冊です。
株式投資についての詳しい話は割愛させていただきますが、
『時間軸を長くとり、負ける可能性が少ないものに投資すれば 、天才でなくてもゲームに勝つことができる』
という考え方に強く影響を受けました。
「1万時間の法則」や「エビングハウスの成長曲線」などでも言われているように、新しいチャレンジが目に見える形で成果として現れてくるまでには一定の時間が必要だと思います。
習い事などでも、最初はつまらない基本の形の練習を飽きずに続けた結果、ある日突然、急にいろんなことができるようなる。そんな経験が誰にでもあるのではないでしょうか?
退場しないことの大切さ!を学ばせて頂いた本です。
2. となりの億万長者
アメリカの億万長者(資産を1億円以上持っている人)の特徴を、アンケートをもとに法則化した本です。
この本に出てくる多くの億万長者は、安いスーツを着て大衆車に乗り、チラシの割引チケットを有効活用しています。
『お金の心配をしないですむことの方が、世間体を取り繕うよりもずっと大切だ!」
という考えの結果、億万長者になっているのです。
たくさん稼ぐけどたくさん使う人はよく見ます。私もその1人でした。
しかしながらこの本を読んでからは、ブランド品で身を包み自分を大きく見せるのが、むしろかっこ悪いことのようにさえ思うようになりました。
そして見栄のために使っていたお金を投資に回すようになると、お金がお金を生んでくれることに気づきました。見栄のために使うお金より返ってくるものは格段に大きいです。
起業するにしても、今では事務所や営業車といったようなものにお金をかけなくても始めることが可能です。
「事務所を構えないと信用されない」みたいなことを言う方も、まわりにたくさんいらっしゃいましたが、私が起業のために買った備品は3万円台のChromebookと10万円以下のプリンターだけでした。
見栄のために無駄なお金を使わず 現金を残していたことも、過度に不安になることなくビジネスを続けられた一因だと思います。
勢いで買ったこちらは結局1度も使わず、今のところムダ遣い…。
3. 金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント
「金持ち父さん貧乏父さん」でおなじみのロバート・キヨサキさんの本です 。
この本ではお金の稼ぎ方に応じて世の中の職業を4つに分類しています。
4つの職業カテゴリ
- E=Employee(従業員)
- S=Self-employed(自営業者)
- B=Business owner(ビジネスオーナー)
- I=Invester(投資家)
経済的に自由になりたければ、自分が働くE(従業員)やS(自営業者)ではなく、お金や従業員といった自分以外のものが働くB(ビジネスオーナー)やI(投資家)を目指すようにと、この本では説いています。
現在の私はSの自営業者ですが、自分以外を働かせるという考え方は大変参考になり、時間とお金の使い方を考える際に参考にしています。
『下請けのままか元請けになるか?』を考えさせてくれる1冊です。
また、この本の中ではE(従業員)からS(自営業者)やB(ビジネスオーナー)を志すなら、ネットワークビジネスで勉強すると良いとも書いています。ネットワークビジネスと聞くと少々怪しげな感じではありますが、私もオンライン上でビジネスをしていくためにWebマーケティングの勉強はしています。
いわゆるネットワークビジネスとは違いますが、(悪質な物も含めて)オンラインでのマーケティングを学ぶほどに、セールスの本質のようなものを知れる気はします。 これらは対面での営業活動にも大変役に立っています。
4. 影響力の武器
投資に直接関連する本ではありませんけれど、『人の心を動かす要素』について具体的に学べる一冊です。もともとは、不動産投資のスクールで「人の心を動かす要素」を多用してくる営業マンに対して、有利な交渉をするために推薦されて読んでみましたが、現在では個人事業主として顧客やクライアントと接する際、この知識が役に立っています。
ビジネスの報酬は相手に与えた価値の対価ですので、人の心の動きにばかり着目するのはいかがなものかとは思いますが、「売り手」側としても「買い手」側としても知っておきたい知識が詰まった本です。
余談ではありますが投資との関連だと、株価のリアルタイムの値動きに対して売買を繰り返す凄腕のデイトレーダーさんたちは、コンピューターの画面の向こうにいる個人や大衆の心理を、瞬時に相当深い所まで読んで取引をするそうです。
・・・影響力の武器を読んでいるかはわかりませんが、日本の代表的な投機家さんの頭の中がわかる本はこちら
5. もしも、あなたが「最高責任者」ならばどうするか?
この本は株式投資をする際に、企業のビジネスモデルを理解し成長性を予想する練習のために読んだ本です。
世界有数のコンサルティング会社で活躍した、大前研一さんの思考プロセスを垣間見ることができます。ビジネスの現状を理解し、仮説をもとにシナリオを立てていくという思考のプロセスは、自分のビジネスを進めていく上でも重要なことだと思います。
またいろんな業種の事例を見てきたことは、お客様の販促施策などをお手伝いをする際に『思考の引き出し』を増やすことにも役立ってくれています。
投資の知識をライフプランやキャリアプランに活かそう!
新しいことに挑戦する際に、成功事例や成功のための考え方を知っていると心強いものです。
お金や投資のジャンルの本ではありますが、成功のための法則は、ビジネスや人生の目標達成にも置き換えが出来ますので、参考になりそうでしたら是非読んでみてください!
もちろん、投資の知識をつけることは、この先のライフプランやキャリアプランの選択肢を広げてくれることにもつながります。実際、私自身も会社員を辞めて個人事業主に転向した際、投資の考え方と知識があったことで、次のような安心感を得ることができました:
投資の知識があってよかったと思うこと
- 収支を試算し、退職後の計画を具体的に立てられた
- 退職金運用で安定した利益を得られたことで収支に余裕が生まれた
- 経済的不安が和らぎ、次の挑戦に自信を持てた
人生100年時代です。従来の「教育→仕事→引退」という直線的な人生モデルから離れ、人生をいくつかの「ステージ」に分け、それぞれで異なる目的や役割に取り組む「マルチステージ」のキャリアの考え方が普及しつつあります。
今回紹介した本が、人生の次のステージに向けた新しい挑戦のヒントになれば幸いです!
40代のライフプランやキャリアプランの検討にはエンディングノート
エンディングノートは単なる終活のツールではなく、「未来のための設計図」を作るために活用できます。
エンディングノートのメリット
- 『終わり』を意識することで、自分の大切な価値観が明確になる
- 資産状況を書き出すことで、経済的な現状把握が正確にできる
- 上記を掛け算することで『未来のための設計図』が作れる
40代という人生の折り返し地点にいる今だからこそ、『マルチステージ』を意識したライフプランやキャリアプランをデザインするために、ぜひエンディングノートをご活用ください!
オリジナルエンディングノート販売中
『終わりを思い浮かべる』事であなたの大切な価値観を見つめ直し、人生の後半戦を加速させるためのエンディングノート。