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ご覧いただきありがとうございます。親子揃ってそば派ではございますが、息子のバイト前の貴重なランチタイムを拝借して東日本版の
【マルちゃん赤いきつね】と【日清どん兵衛きつねうどん】を
食べ比べてみましたので、投稿させて頂きます(筆者は関西転勤歴のある埼玉県民です)。

市場シェアや価格の違いなどは【西日本版の比較記事】に掲載しておりますので、本記事では割愛いたします。
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食べ比べ
さて本題。
中身の違い
・・・味を分ける原材料表示。両社、結構違います


赤いきつねは「かつお」と「粉末」多め。カロリーは少しどん兵衛のほうが高いですが、にスープの差が大きいようです。ただ概して「かき揚げ」よりは「お揚げ」のほうがヘルシーなイメージどおり、うどんのほうが低めです。
あと写真にはありませんが、内容量はほぼ変わらないのに必要なお湯の量が、赤いきつねのほうが多い事に気付きました。
商品 | 内容量 | お湯の量 | カロリー |
---|---|---|---|
赤いきつね | 95g | 410ml | 412kcal |
どん兵衛きつねうどん | 96g | 370ml | 435kcal |
緑のたぬき | 101g | 400ml | 485kcal |
どん兵衛天ぷらそば | 100g | 380ml | 489kcal |
そしてうどんはお湯を注いで【5分】です。・・・ここをよく待ちきれずに、硬いうどんを食べることになります。
見た目
『赤いきつね』は、まず玉子が目に入ります。ふたとスープの袋は、いたってシンプル。

『どん兵衛』はおあげが「しわしわ」で麺が赤いきつねにくらべて少し細い感じがしました。そして、フタやスープの袋も綺麗。「赤唐辛子華やぐ」彩り七味。などキャッチコピーまで書いてあります。

余談
最近は時々、コラボやオリジナルグッズがもらえるキャンペーンなど定期的にをやってるみたいですね!
最初にこの記事を書いた2020年頃、ふざけてお揚げの布団の画材を作っていたら、何年か後に本当に商品化されていました!


できあがりは・・・
お湯を入れる前と同じで、『赤いきつね』の玉子が目に入るのと、『どん兵衛』のおあげが市販の「油揚げ」に近いお揚げの質感。
・・・あと少し『赤いきつね』の方が麺が太いかも。

味
食べてみた味の感想です。


見た目の違いはこんな感じ!『どん兵衛』のほうの七味に「ゴマ?」が入っていてちょっと高級感があります。
麺
まず麺ですが、『赤いきつね』は、スープとの絡みを考えているのかもしれませんが、ざらざらした感じ。『どん兵衛』の方がつるつるの食感。というより『すすり感』。
・・・『どん兵衛』は麺をつるつるにしてるから、スープと絡みにくいのを見越して、麺にこんぶエキスを入れてる?。だとしたらなんと緻密な計算!確かに麺自体に味があると感じました。
麺は、すすり感が心地よい『どん兵衛』の勝ち
スープ
スープですが、『赤いきつね』はしょうゆの味が強めでかつお節の風味を強く感じ、いかにも「関東風」の濃い味付け。『どん兵衛』は味付けはやや薄目で、しょうゆの風味より塩味を感じました。あとスープ自体にはこんぶは入ってないのですがこんぶだしを感じました
・・・麺に入ってるこんぶエキスがしみだした?それとも気のせい??

スープはほぼ同じ色!各社、東西では色が違うのに、競合同士では同じような色をしているのは、ライバル研究のせいでしょうか?

『赤いきつね』には原材料に植物油脂の表記がありましたが、麺を食べ終わった後のスープにうっすら脂が浮いてるのがちょっと気になりました。
また、マルちゃんの押しである魚粉については、味ではすごく感じましたがカップに帯が出来るほどではありませんでした。≫マルちゃんだしへのこだわり
スープはお上品な感じの『どん兵衛』の勝ち
お揚げ
お揚げに関しては、『どん兵衛』はラベルに書いてあった「ふっくらジューシー」の看板に偽りなくふっくらでスープと比べて甘くしっかりした味付けが噛むとジューシーに染み出します。
『赤いきつね』は、何かのっぺりしていて高野豆腐のような食感。味付けはスープと同じで濃いめで、ちょっと油のにおいがした気がします。
お揚げは、ふっくらジューシーな『どん兵衛』の勝ち
まとめ
結論、『どん兵衛』の勝利

『どん兵衛』の勝利
そばは『緑のたぬき』を押しましたが、うどんは『どん兵衛』の方がおいしかったです。
麺はつるつる。スープは薄目。お揚げはふっくらジューシー。『どん兵衛』は非常に、【お上品】です。
私はそば派で『緑のたぬき』派な事もあり、うどん自体の購入頻度が低いので、今までは『赤いきつね』を「マルちゃんくくり」と「値段」で選んでいましたが、数十円の違いなら、今後うどんを買う時は『どん兵衛』にしようと思いました。
・・・値段が高かったのは小売店などに価格を下げないように圧力をかけていたのが原因みたいで、公正取引委員会の警告が入ったそうなのでこれからは「値段」の差はなくなるかもしれませんし・・・。>>公正取引委員会の警告文
市場シェアでは『赤いきつね』の方が上でしたが、東日本では『赤いきつね』が、西日本では『どん兵衛』がラーメンを含めたカップ麺の1位にそれぞれなっています。赤いきつねが上位にいるのは、市場の大きさのせいかもしれません。
今回は関東で販売されているもので比較しましたが、『どん兵衛』も『赤いきつね』も東西で味が違います。そして、うどん好きの関西や四国、福岡などを抱える西日本で『どん兵衛』のシェアが高いです。西の『どん兵衛』はそれだけクオリティーが高いという事でしょう。
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