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どん兵衛きつねうどんの東日本版と西日本版パッケージ画像

大阪の嫁様の実家から、西日本版の日清『どん兵衛』が定期的に送られてくるので、休日にYouTubeばかり見ている息子を巻き込み、東西比較をしてみましたので投稿させていただきます。(私は関西転勤経験のある埼玉県民です。)

東西の境界は関ケ原

そもそも『どん兵衛』が、東西で仕様が分かれているって知ってました?

岐阜県の関ケ原を境界に仕様が変わるんです。関ケ原といえば、1600年に徳川方と豊臣方が対決した「天下分け目の関ケ原」で有名な場所です。昔から、交通や軍事の要所として、関所が置かれていたそうで、「関ケ原の東だから関東。西だから関西」なんだそうです。

岐阜県の関ケ原周辺の地図イラスト。東西の文化の境界を示す。

確かに、大阪の嫁様の実家から、名神高速経由で帰る際、滋賀の竜王辺りから、山がちになってきて、関ケ原まで来ると何となく「関西抜けたな‼」っていう気分になります。(・・・そして「なかなか静岡抜けないなあ」と、そのあといつも思うことになります。)

個人的には東西の間に、『中京圏』が入る気がしますが、歴史や地形の影響で、味の文化圏も、東西に分かれて形成されたんですかね。

ちなみに、この境界は、マルちゃんも同じで、さらに言うと東日本・西日本に加えて北海道仕様も両社展開しています。

東西の「どん兵衛 きつねうどん」見分け方

どん兵衛の東西版は、パッケージにさりげなく違いがあります(これはそばも一緒です)

どん兵衛のパッケージの、東日本版と西日本版の違いを示した画像(上から)

最近のパッケージには、わかりやすく『東』と『西』の漢字表記がありますね!少し前までは蓋を開ける部分のNISSINマークの左にEASTの(E)とWESTの(W)が印字されているだけでした。

この印字は側面部分のアレルギー表示の所にもしてありますので、探してみて下さい!
・・・並べて一緒に食べることは普通ないか。

どん兵衛のパッケージの、東日本版と西日本版の違いを示した画像(横から)

・・・ちなみに『赤いきつね』は関西バージョンにだけ、【関西限定】のロゴが入っていました。

赤いきつねとどん兵衛きつねうどん、それぞれの東西シェアを表した円グラフ

『どん兵衛 きつねうどん』は東西でのシェアの違いが大きいことを考えると、なんだか日本全国でそれぞれシェアを取っていきたいという『どん兵衛』の意気込みのようにも感じられます。

余談

『どん兵衛』が東西ともに力を入れているのが伝わる動画を見つけました。

食べ比べ

さて本題。食べ比べをしていきます。

どん兵衛きつねうどんの東日本版と西日本版パッケージ画像

中身の違い

味をわける原材料表示は・・・

どん兵衛 きつねうどん東版の内容の画像
東日本
  • カロリー:435kcal
  • スープにかつおぶし調味料、デキストリン(でんぷんの類)が入ってる
どん兵衛 きつねうどん西版の内容の画像
西日本
  • カロリー:429kcal
  • スープに魚介調味料、こんぶ粉末、こんぶ調味料が入ってる

関東は『かつおだし』、関西は『昆布だし』といった、東西のだしの基本に忠実なスープになっていました。「赤いきつね」は関西番のほうがカロリーが高いのですが、「どん兵衛」は関西番のほうがヘルシーなようです。

見た目

「めん・つゆ・おあげ・七味ぜんぶ東(西)仕立て」とうたっているだけあって、七味が、東は『赤唐辛子華やぐ彩り七味』、西は『和山椒華やぐ彩り七味』となっていて色も違います。

めんの違いは、ぱっと見わかりませんでしたが、つゆの粉末の色は東の方が濃いです。あと、たまたまかもしれませんが、西のおあげのほうがしわしわに見えました。

開封した「どん兵衛 きつねうどん」の東西版。具材やスープの粉末の色が異なる様子。
開封した「どん兵衛 きつねうどん」の東西版。具材やスープの粉末の色が異なる様子。2

できあがりは、お揚げで下が良く見えませんが、こんな感じ。

東西の「どん兵衛 きつねうどん」完成品を並べた画像。スープの色が東日本版は濃く、西日本版は薄いことがわかる。

・・・うどんは5分なんですよね。よく3分で開けてしまい、硬いまま食べてます。

食べてみた味の感想です。

東の「どん兵衛 きつねうどん」完成品画像。
東日本
  • カツオだしの後味が、結構残って甘い感じ。
  • めんが多少ザラザラしてる。
  • おあげふっくら甘め、味付けしっかり。
西の「どん兵衛 きつねうどん」完成品画像。
西日本
  • 昆布のだしを感じ、塩気も上品。
  • めんがツルツル。
  • おあげしっとり上品な甘さ、味付け薄め。

作る前にはわかりませんでしたが、めんの食感(・・・というか、すすり感)が結構違いました。東はつゆとの絡み。西はのどごしを重視しているといった感じでしょうか。あと、おあげも味付けだけでなく食感も違う感じがしました(作る前の外観の違いは気のせいでは無かった?)。

つゆは、東日本版はかつおの風味をしっかり感じ、西日本版は昆布のだしを感じましたが、いずれも上品で「赤いきつね」にくらべて、やや薄味な気がします。

スープの色は明らかに関西の方が薄い!

東西の「どん兵衛 きつねうどん」スープの色が東日本版は濃く、西日本版は薄いことがわかる画像。

…普段、食べ比べのときに『どっちでもいい』と言う息子が、今回は『西日本版が良い』と言って、ほぼ全部食べていました。

結果

結論、『どっちもおいしい。』

東西の「どん兵衛 きつねうどん」が戦っている画像

関西出身の嫁様からすると、関東のだしの色の濃さは、「驚愕に値する‼ 体に悪そう。」といって、明らかに関西のだしを好みます。

東西のだしの違いは、昆布とかつお(魚粉)の供給体制や醤油の流通などが影響し、それぞれ独自の食文化を形成していったのだと思いますが、「東は労働者が多く、汗をかくから濃い味。」・「西は公家や商人が多く、良い物食べてるから薄味。」といったような、眉唾な話まで諸説あり、地元愛強めな議論になりがちです。

私は関東人ですが、『関西のだし』大好きです。

なかでも、うどんとおでんは、関西生活時代にはまりました。京都で食べたおでんは、ほぼ外れなく美味しかった。・・・ちなみにコンビニおでんは、地域で8つ位に、味を変えてるみたいです。

西の「どん兵衛 きつねうどん」が勝利したことを示す画像

そば派の関東人である私は、そばの食べ比べで『緑のたぬき東日本』を1位に選びました。なので、どん兵衛きつねうどんは多少忖度もして『西日本の勝利』とさせていただきます。

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私は関東人ですが、うどん好きの関西や四国、福岡などを抱える西日本で『どん兵衛』が選ばれているという事は、西の『どん兵衛』はそれだけクオリティーが高いという事でしょうかね。

普段食べ慣れていないほうの、うどんやそばもネットで購入可能ですのでご興味があればどうぞ!

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